一人暮らしの準備は順調に進んでいるでしょうか?慣れないことや知らないことが多くて、けっこう疲れますよね。今回は、一人暮らしの重要なステップである「引っ越し業者の選び方」についてお伝えします。大事な荷物を丁寧に、スタッフが親切で、さらにリーズナブルであれば理想的ですよね。そんな引っ越し業者はどのように判断すれば良いのか参考にしてみてください。
引越し業者の「探し方」
現在、全国で1万件を超える引越し業者がいます。それほどの数がいる引越し業者の中から自分で探すのはとても大変です。まずは自分が住んでいるエリアの引越し業者を大まかに探していきましょう。
引越し業者を大まかに確認する
CMなどでおなじみの大手引越し業者はいくつは頭に浮かんでくるかと思います。安心・安全・親切なイメージを受けるかと思いますが、自分にあったプランや条件であるか判断する必要があります。引っ越し業界の規模や相場感を身につけるためにも、まずはご自身のエリアにある引越し業者に目を通してみましょう。
全日本トラック協会(引越安心マーク認定事業者)
引越し見積もりサイトに依頼する
引越し見積もりサイトに「現住所」と「引越し先」と「単身引越し」を入力するだけで、引越し代金と口コミなどの評判によって自動的におすすめの引越し業者(大手引越し業者であることが多いです)をリストアップしてくれます。
自力で探す
引越し見積もりサイトでは基本的には大手引越し業者の紹介が多くなります。研修体制が整っているため安心・安全なサービスであることが多いですが、「早急な引越し」や「とにかくコスパ重視」など細かい要望には対応できない可能性があります。そのような場合には地域密着型の引越し業者を検討してみましょう。
「〇〇市町村」「引越し業者」「地域密着」などのキーワードで検索してみてください。
引越し業者の「選び方」
複数の引越し業者のリストアップができたら、以下の項目を参考に2〜3社まで絞り込んでいきましょう。
見積もり前に確認
評判はどうか
見引越し予定時間になっても業者が来なかった、積もり金額から大幅な追加金額請求があった、きちんと打ち合わせをしてくれるか、適切なアドバイスをしてくれるかなど
料金体系がはっきりしているか?
料金は「荷物の量(トラックの大きさや作業人数)」と「距離」によって算出されます。
運賃を確認する
国土交通省が定めた基準で料金設定しています。
実費+付帯サービス費を確認する
実費には作業員の人件費、梱包資材費、特殊機械使用費、有料道路使用料などがあります。
付帯サービスにはオプションサービスであり、エアコン取り外し、ピアノ運搬、アンテナ取り外しなどがあります。
段ボールやガムテープなどの備品は必要か
家具・家電、日用品などを引越しに合わせて準備してくれる
引越し方法はどのようなものがあるか?
荷作り、荷解きまですべて業者におまかせするプラン。
大型家具などの荷造りは業者が行い、段ボールなどの荷造りや荷解きは自分たちで行うプラン。
トラックの手配と運転のみ業者に依頼し、荷造り・搬出・搬入・荷解きはすべて自分たちで行うプラン。
見積もりをする
複数の引っ越し業者の見積もりを取り、比較してみましょう。大手引越し業者や地域密着業者から3社ほどの相見積もりはとった方が良いでしょう。複数の引っ越し業者と直接家に来てもらい、正式な見積もりを出してもらいましょう。
見積もりの流れ
荷物の量・日程の確認、金額が記載された見積書の提示、契約までの流れの説明等があります。
見積もり時に確認すること
国土交通省・運輸局の許可を受けているか
引っ越し(他者の物を、有償で、運送する)を行うことができるのは一般貨物自動車運送事業許可(緑のナンバープレート 事業車)を得た事業者もしくは貨物軽自動車運送事業許可(黒のナンバープレート 軽サイズの事業車)を得た事業者でなければいけません。白ナンバーや黄色ナンバーは自家用車(家庭用)に装着するナンバープレートになります。見積書に事業許可番号の記載がありますので確認してみましょう。
荷物の紛失や破損の補償がしっかりしているか?
通常、引越し業者は「運送業者貨物賠償責任保険」という保険に加入しています。運搬作業中に偶然の事故や損害によって起きた荷物の紛失や破損はこの保険より補償がされます。ただし、美術品や骨董品、宝石、現金など一部対象外になるものがあることも知っておきましょう。
引越し業者が入っている保険の内容については、見積もりの段階で確認するようにしておきましょう。
まとめ
引越し繁忙期(3月〜4月)では引越し業者を選べない、もしくはどこの引越し業者も空いていない可能性もあリます。早めの検討が必要です。
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