一人暮らしで洗濯をする時に初めに思う事が「家で洗濯」するか「コインランドリー」を利用するかですよね。家で洗濯する方が安くなりそうだけど面倒くさそう…でもコインランドリーはお金がかかりそうだし、コインランドリーまで行くのが大変そう…そんな曖昧な疑問の答えを一緒に考えてみましょう。今回比較するのは「手間」・「お金」・「時間」の3つです。あなたの生活では洗濯はどうするのが良いのか少しでも参考になればうれしいです!
一人暮らしの洗濯は「使い分け」がおすすめ
結論からお伝えすると、「家で洗濯」or「コインランドリー」のどっちかだけを利用するというのはおすすめしません。一般的な一人暮らし向けの洗濯機を使った場合であれば、通常は「家で洗濯」、大きい物や夜間の洗濯には「コインランドリー」と使い分けるのがおすすめです。
ただし、一人暮らしの期間が半年未満と決まっているのであればコインランドリーのみの利用をおすすめします。
手間
現代では洗濯機は全自動のものが主流なので、両者ともボタンをピッと押すだけで勝手に洗濯してくれます。なので今回の「手間」は「干す事」と「外出する事」の2点を比較する事です。
家で洗濯
洗剤類を洗濯機に入れて、ボタンを押すだけなので非常に簡単です。
ただし、洗濯物を干すという作業が最大の手間です。洗濯カゴから洗濯物を取り作業を繰り返し、1枚ずつハンガーや洗濯バサミを使って干す事は正直手間ですが、避ける事はできません。
コインランドリー
コインランドリーのメリットは有料にはなりますが乾燥機能が付いている事です。洗濯物を干す作業がないので手間がグッと少なくなります。(わざわざ洗濯だけをしにコインランドリーには行かないですよね…?濡れた洗濯物を家に持ち帰って、その後にわざわざ洗濯物を干すという作業…)
しかし、洗濯するたびに洗濯物を持って「外出」しないといけない事が最大の手間になります。通勤・通学のついでに洗濯物を抱えての利用なんて現実的ではないのです。また、「買い物に行く」目的で外出して、ついでにコインランドリーを利用したとすると、洗濯物と買い物の荷物の両方を持って移動となると大変です。そのため「コインランドリーに行く」目的で外出して、ついでに時間つぶしに本屋さんに行くなどはできるかもしれません。
まとめ
洗濯自体は両者とも変わりはないですが、「洗濯物を干す」VS「外出する」に大きな違いになりそうです。ちょっとそこまでの距離にコインランドリーがあれば「コインランドリー」、なければ「家で洗濯」で検討してみて下さい。
お金
両者をお金で比べる時に何回以上洗濯すれば〇〇がお得なのかが気になりますよね。そのためには「家で洗濯」する場合の洗濯機の費用と「コインランドリー」の1回の利用料で比較する事が大きなポイントとなります。
家で洗濯
洗濯機の費用
一人暮らし向けの洗濯機(容量「5kg」or「7kg」、縦型、乾燥機能なし)の相場は約35000円です。
水道代・電気代
水道代:1回当たり約40円、電気代:1回当たり約2円、合計:1回当たり約42円
コインランドリー
利用料
1回(約8キロ)あたり800円(洗濯500円、乾燥300円)
まとめ
ボーダーラインは45回です。洗濯の回数が「45回以上だと家で洗濯」、「45回以下だとコインランドリー」がお得です。また、一人暮らしの期間で考えると、2回/週の洗濯を想定すると「約半年」がボーダーラインです。一人暮らしを半年以上する場合は「家で洗濯」、半年未満の場合は「コインランドリー」がおすすめです。
また、一人暮らし向けの洗濯機をリサイクルショップ、フリマアプリなどで格安で購入できれば更に期間が短くなります。
時間
洗濯開始から終了までの時間を比べてみましょう。ただし、この時間の中にどれだけ「時間を束縛されるか」がポイントになってきます。
家で洗濯
洗濯:約1時間(通常モードで45分程度、洗濯物を干す時間が15分程度)
乾燥:約5時間(乾燥中は自由時間)
合計:6時間
束縛時間:15分(洗濯物を干す時間)
(ただし、天気予報をしっかりと見ておく必要があり、雨が降りそうだったら離れられない。)
コインランドリー
洗濯:約30分
乾燥:約30分
移動:○○分(往復)
合計:1時間+移動時間
束縛時間:移動時間(往復)、終了時刻前にコインランドリーで待機する
まとめ
合計時間で考えるとコインランドリーが短いです。しかし、「家で洗濯」した場合の乾燥時間はその他の事に利用できますが、「コインランドリー」では次の利用者の事を考え、終了時刻前にはコインランドリーで待機する事がマナーです。その束縛時間をどう考えるかによって変わってきそうです。
その他
「家で洗濯」と「コインランドリー」を比較する時に、手間・お金・時間以外にも検討するべきポイントがいくつかあります。これらについてもしっかりとイメージしておきましょう。
洗濯機の音
一人暮らしでは集合住宅に住む事が多く、洗濯機の音も配慮する必要があります。特に仕事や学校に行っている間は洗濯が出来ずに、夜間に洗濯をしなければならない場合も多いと思います。その際は音を気にしないで済む「コインランドリー」がおすすめです。
大きな洗濯物
一人暮らし用の洗濯機は容量が5~7kgである場合が多く、布団やカーテンなどの大きな洗濯物には対応できない場合があります。コインランドリーには大型洗濯機(30kg以上)もあり、大きな洗濯物にも対応できます。
高温殺菌乾燥
コインランドリーには高音殺菌乾燥が可能です。雨の日や時間が無い時などはコインランドリーの利用が便利です。(ただし、縮む洗濯物は使用を避けましょう)
洗濯物が少ない時
洗濯物が少ない場合には洗濯が溜まるまで放置する場合もあるかもしれません。長期間汚れや濡れた状態が続くと、線維が傷んだり臭いの原因になる事となりますので、最低でも1週間に1回は洗濯しましょう。洗濯物が少ない場合には「家で手洗い」をしましょう。
まとめ
「手間」・「お金」・「時間」の3つから「家で洗濯」と「コインランドリー」を比較してみました。これらはあくまで一つの基準であり、この基準を参考にしてあなたが一人暮らしを行う環境によって考え直す必要があります。
ただ、総合的に判断すると一人暮らしでは通常は「家で洗濯」を行い、大きい物や夜間の洗濯には「コインランドリー」を利用するなど、しっかり使い分けをすることがおすすめだと思います。
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