ゴミの分別はなぜしないといけないのでしょうか。ゴミの分別には全く意味がない!という意見もありますが、ゴミの分別によってもたらされる恩恵は以下のようなものがあります。
環境保全(エコ)
有害物質について
ゴミはなんでも燃やす事ができる。そう思っている方が多いです。
年々、ゴミ焼却場の処理能力は向上しており、基本的にゴミはすべて燃やすことが可能です。
その際に懸念されていたダイオキシンなどの有害物質も今ではほとんど出ていません。
3R活動
限りある資源を大切に利用するために3R活動というものがあります。
- Reduce(リデュース):ゴミを出さないに工夫する(廃棄物の発生抑制)
- Reuse(リユース) :1度使ったものを、ゴミとせずに繰り返し使う(再利用)
- Recycle(リサイクル):使い終わった資源で別の製品を作る(再資源化)
ゴミを減らすために各家庭で出来る事ですので、ゴミ袋の節約(笑)も兼ねて取り組んでみましょう。
資源ゴミはお金になる
資源ゴミはその名の通り、「資源」であり、そのもの自体に価値があります。
各資源ゴミは
- アルミ缶 → アルミ缶として再利用、アルミ鋳物製品として再資源化
- スチール缶 → 鉄材として様々なものに再資源化
- ガラスビン → ビンとして再利用、断熱材・アスファルトとして再資源化
- ペットボトル → 衣類用線維・トレイなど様々なものに再資源化
- 古紙 → 新しい紙として再資源化
として生まれ変わります。
また、各自治体のゴミステーションには「資源ゴミ」専用の回収スペースが設けられている場合が多く、この回収された資源ゴミは売却され、各自治体の財源となります。
その結果、キミが住んでいる街灯やガードレール、標識などの整備に使われています。
まとめ
ゴミの分別によって
- 限りある資源の節約
- 自治体への財源提供(ボランティアのようなもの)
を行う事になります。
ゴミの分別は面倒だと思う方も多いですが、分別する事によって環境が守られるだけでなく、自分を含めて周囲の方が住みやすい環境作りのお手伝いができていると思えたらやる気が出ませんか?
コメント