事前にチェックすることで後々のトラブルを回避したり、嫌な思うをする事がなくなります。しっかりとチェックし、必要であれば写真に収めるなどしておきましょう。
初めての一人暮らしでは「良い物件」と「良くない物件」は分からないと思います。生活を始めた時に「アレ?」っと思わずに済めば「良い物件」と思って良いと思います。
内見をするまでの流れ
インターネットで内見したい物件の目星を決める
時間の関係上1日で見て回れる内見の件数は3~5件です。欲張ってそれ以上の内見を行うと、思いもよらない事を見落としてしまう可能性があります。
実際にインターネットで検索し、自分の条件に合う物件の目星をいくつかつけておきましょう。
不動産屋さんに問い合わせして予約する
次に不動産屋さんに問い合わせをして、相談日時の予約を取りましょう。平日かつ午前中という時間で訪問できるのが理想です。なるべくその時間帯で予約できるように予定を調整しましょう。
予約のタイミングは繁忙期には1日単位で契約が決まってしまうので、内見したい日から2~3日前がおすすめです。
当日の服装
内見の物件を歩いて見て回る場合もありますし、何回も靴を脱いだり履いたりする必要があります。そのため、動きやすい服装で脱ぎ履きがしやすい靴を心がけましょう。
不動産屋さんと相談する
不動産屋さんを訪問し、担当となった方に自分が探している物件の条件を伝えましょう。口頭ですり合わせする場合もありますし、アンケート用紙に希望条件を書き込む場合もあります。自分の希望の条件を積極的に伝える事が良い部屋を紹介してもらえるために重要なので、しっかりと希望を伝えましょう。
そして事前に目星をつけた物件と不動産屋さんのおすすめ物件の両方を確認し、最も自分の条件やイメージに合いそうな物件の内見を行ってもらいましょう。
内見時に必要な道具
スマホ
スマホに標準搭載されているカメラ、懐中電灯、メモを使うと便利です。
内見時のおすすめアプリ
撮った写真に測定した長さを測定できるアプリが便利です。
間取り図
購入予定や持ち込む予定の家具や家電のレイアウト、またコンセントの位置確認のために必要です。インターネットで詳細に間取り図が紹介されているのであれば、印刷して持っていきましょう。また、お願いすれば担当の方が準備してくれると思います。
メジャー
部屋の大きさを実際に測るのはもちろんですが、購入予定もしくはもちこむ家具や家電が設置できるか、搬入の際の通路に問題が無いかを計測しておきましょう。
筆記用具
ペン1本で良いので準備しましょう。
具体的な内見チェック項目
周辺環境・共有スペース
スーパー、コンビニ、ドラッグストア、病院などの施設までの距離
ゴミ置き場までの距離
駐輪場・駐車場の状態
屋内全般
壁や天井に汚れや傷は無いか
床に物を置いた跡や傷は無いか
ドアや戸、窓、換気口はスムーズに開閉できるか
備え付きの器具に不備はないか
日当たりや風通りはどうか
部屋がどちらの方角を向いているのか確認しましょう。
また、窓や扉を開けて、風通りがどの程度あるのか確認してみましょう。
荷物の搬入に十分なスペースはあるか
収納スペースはどれくらいあるか
玄関
玄関たたきの広さと靴箱の有無
靴や掃除道具、傘の収納量・場所はこの2つで決まります。自分の生活に合わせた広さを確認しておきましょう。
契約している電気のアンペア数はいくつか
契約しているアンペア数が大きくなるほど基本料金が上がってきます。一人暮らしでは20アンペアもしくは30アンペアになっている物件が多いです。どちらが良いのかは同時に使用する電化製品の数と強さによって検討しますが、結論からお伝えすると30アンペアが良いと思います。
もし40アンペア以上になっているのであれば、アンペア数の引き下げの検討も可能です。また、20アンペアになっており、頻繁にブレーカーが落ちるようであれば30アンペアに引き上げる検討も必要になります。
防犯機能はしっかりしているか
カギはいくつ付いているか、どんなカギを使っているか、ドアチェーンは付いているか、インターホンがあるかなどの防犯性について確認をしておきましょう。
リビング
部屋の広さ
事前に持ち込む家具や家電のレイアウトをイメージし、シミュレーションをしてみましょう。
コンセントの位置
意外と忘れがちなのがコンセントの位置です。特にTV端子やLAN付きコンセントのはしっかり確認しておきましょう。テレビやパソコンの使用場所が制限される場合があります。
電波状況
スマホの電波がどれだけ入るか確認しましょう。また、インターネット回線を利用する方も多いのでインターネット回線が使えるかどうかも確認しましょう。
照明機器の有無
照明機器が付いていない場合は自分で取り付ける必要があるので、接続のタイプを確認しましょう。
カーテンレールの計測
入居を考えてる段階なのであれば、カーテンレールの幅と床までの高さを計測しましょう。
トイレ
水の出方、流れ方、排水、異臭など
トイレ内に収納棚があるか
換気扇もしくは小窓があるか
お風呂
水の出方、流れ方、排水、異臭など
シャンプーやボディーソープなどを置く場所があるか
タオル掛けがあるか
キッチン
コンロがある場合、数はいくつあるか
ガスレンジを使用する場合、規格はどうか
シンクの広さ
まな板や食材を置くスペースなど、調理するだけの十分なスペースがあるか確認しましょう。
収納スペースの広さ
引き出しや棚など、調理器具や調味料などの収納スペースはどれくらいあるか確認しましょう。
お気に入りの物件であれば即契約を!
物件の契約は早い者勝ちです。良い条件の物件や繁忙期では特に判断力が必要となります。内見時にすぐに契約をしなければならない場合を想定して、事前に連帯保証人の情報(氏名、年齢、連絡先、勤務先など)、身分証明書、はんこを準備をしておきましょう。
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