一人暮らしでは一般的に2~3回/週をイメージされている方が多いと思います。なんとなく洗濯物が溜まってきたから洗濯するのでは「汚れが落ちていない」、「余計な手間がかかる」などの失敗に繋がってしまいます。洗濯の頻度というのは洗濯機の容量と洗濯物の量を確認する事で決まります。この2つのポイントを正しく知り、洗濯を「清潔」で「簡単」にしちゃいましょう。
まずは洗濯機の容量を知る
一人暮らしの洗濯機の容量は主に5kgか7kgが主流になっています。自分が使っている洗濯機を確認してみましょう。今回は容量が5kgの洗濯機で実際に試してみたので、イメージしてみて下さい。
洗濯物の量を知る
洗濯機に洗濯物をパンパンに入れ過ぎてしまうと、汚れを落とす機能が落ちます。
その洗濯物の量のボーダーラインが容量の8割と言われています。その8割を毎回計算するのは非常に手間がかかりますので、洗濯カゴを有効に使いましょう。自分が使っている洗濯機の容量やサイズに合った洗濯カゴを準備する事で、非常に手間が少なくなりますので、ぜひ探してみて下さい。
季節によって洗濯物の量が変わる
洗濯物は夏の薄着の場合は少なく、冬の厚着の場合は多くなります。今回はその中間である春と秋に焦点を当てて、5kgの洗濯機の容量でどれくらいの洗濯量になるのか見てみましょう。
春・秋の1日の洗濯量
1日の中で最低限出てくる衣類の洗濯物をイメージしてみて下さい。今回はフェイスタオル、パンツ、靴下、半そでの肌着、長袖シャツ、長ズボンを洗濯してみました。
2日分を洗う(週に3回洗濯)
フェイスタオル2枚、パンツ2枚、靴下2足、半そでの肌着2枚、長袖シャツ2枚、長ズボン1枚を洗濯機の中に入れるとこのようになります。
3日分を洗う(週に2回洗濯)
フェイスタオル3枚、パンツ3枚、靴下3足、半そでの肌着3枚、長袖シャツ2枚、長ズボン2枚を洗濯機の中に入れるとこのようになります。
これらの事から、1日で約1.5㎏の洗濯物が出ている事になります。
洗濯前後の洗濯物の量(2日分)を比べてみる
2日分の洗濯物の量を洗濯の前後で比べてみました。水分が入る事で少なくなるかと予想しましたが、洗濯物の量に大きな変化はなかったです。
まとめ
容量が5kgの洗濯機では、夏は週に1回、春・秋は2回、冬は週に3回を目安にしましょう。
容量が7kgの洗濯機では、夏・春・秋は週に1回、冬は週に2回を目安にしましょう。
あくまでこの頻度は目安であり、守るべきものは洗濯物の量ですので、しっかりと洗濯カゴで既定の量を守るようにしましょう。
そして、どちらもシーツやマットなどの衣類以外の洗濯物、仕事着や制服、趣味でスポーツをされている場合などの洗濯物がある場合はもっと回数が増やす必要があります。仕事や学校で忙しい場合にはこの頻度の洗濯は難しいと思いますので、一人暮らしでは容量が7kgの洗濯機をおすすめします。
また、どうしても忙しくて洗濯ができない場合にはコインランドリーを利用するのも検討する必要があるかもしれません。
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